よくあるご質問
子どもの監護者には母親が有利ですか?
確かに、子どもの監護者を検討する際に、母性優先の原則(母親を優先的に監護者とする)が考慮される事もあり得ます。しかし、これは女性である母親が優先されるのではなく、子どもと母性的な関わりをもってきた親が優先するということです。
そのため、父親が母性的な役割も果たしてきたという場合なら、父親が有利になることもあります。
もっとも、現実的には、母親が母性的な役割を果たしているケースが多いため、特に決定的にどちらを監護者にすべきという事情もない場合に、子どもが乳幼児であると母親が優先される事もあり得ます。