よくあるご質問
不貞行為をしたとして、慰謝料の支払を求める内容証明郵便が送られてきましたが、そこに書かれている内容が事実と異なるときには、どうしたらよいでしょうか?
相手方から送られてくる書面に書かれている内容は、相手方が認識している事実や主張ですので、あなたの認識している事実と異なることも当然考えられます。その場合には、相手の書面のどこがどのようにあなたの認識と相違しているのかを相手に伝える必要があります。
その際には、あなたの認識を裏付ける客観的な資料(メール、領収書など)があれば、それもあわせて提示する方がよいでしょう。双方で事実の認識に相違がある場合、最終的には裁判所がどういった事実があったかを認定しますが、そこでは客観的な証拠の存在が重視されます。
特に、不貞行為を行なっていないにも関わらず、不貞行為を行なった事を前提とした慰謝料請求をされた場合には、急ぎ対応することが大切です。