本ページでは、相続放棄に関する質問や、当事務所に関してよく寄せられるご質問に対する回答を整理したページとなります。皆様が御相談をされるに当たり、少しでも参考になれば幸いです。
相続放棄に関するご質問
財産を少しでも処分すると、相続放棄が認められなくなるのですか?
そのようなことはありません。ただし、高額資産を意図的に処分したことが債権者に知られると、相続放棄を取り消される事はあります。資産価値のないものでしたら、処分しても特に問題はありません。
相続放棄をすると、何か記録に残りますか?
相続放棄をしても、戸籍などに記録が残る事は一切ありません。
相続放棄をしても、住宅ローンを組むことはできますか?
相続放棄と住宅ローンは関係がないため、相続放棄が理由で拒否されることはありません。
他の相続人から、署名捺印をして印鑑証明を出すように言われたのですがどうしたら良いですか?
絶対に署名捺印をせず、相続放棄の手続き中であるため、応じるつもりがないことを伝えてください。応じてしまうと、放棄が認められなくなる可能性があります。
何か不明点がある場合は、自分で行動をする前に、弁護士に一度確認することをおすすめします。
亡くなった人の手元に残っていた現金や日用品等は、どうしたら良いですか?
手元にあった現金は、封筒などに入れて保管しておいてください。資産価値のない日用品等は、処分しても大丈夫です。
亡くなった人の預金を解約してしまったのですが、相続放棄できますか?
相続放棄はできます。
解約してしまった預金を封筒などにいれ、他の現金とは分け、分かるように保管しておくようにしましょう。
相続放棄の手続き中に、債権者から督促の連絡が来た場合、どう対応したら良いですか?
相続放棄の手続き中であれば、相続放棄の手続きを行う旨の連絡を先方に行います。相続放棄の手続が完了すれば、相続放棄受理通知書の写しまたは受理証明書を家庭裁判所から取り寄せ、先方への対応を行います。
債権者から電話がかかってきたり、書類などが届いた場合はご自身で判断せずに、弁護士にご相談することをおすすめします。
1年以上前になくなった親に借金があったようで、請求書が届きました。3ヶ月以上経っていますが、この場合、相続放棄はできますか?
まだ可能性としてはあります。基本的に期限を過ぎていると、原則として相続放棄は認められなくなるので、必ず専門家に相談をしましょう。
当弁護士法人きさらぎでは、期限を過ぎてしまった場合の相続放棄にも対応しておりますので、ぜひ一度、当事務所までご相談にお越しください。
親に多額の借金があるのですが、生前に相続放棄はできますか?
相続放棄は、被相続人の死亡後でなければ、手続をすることができません。
父が死亡してしまった場合、認知症を患っている母が相続放棄を行うことはできますか?
相続人が認知症の場合、相続放棄をするには成年後見人の選任が必要となります。一度、弁護士に相談することをおすすめします。
被相続人の不動産を売却してしまったのですが、相続放棄はできますか?
相続財産を相続人が処分してしまった場合、相続放棄はできなくなってしまいます。不動産は、非常に重要な相続財産ですので、相続放棄が認められなくなる可能性が高いでしょう。
しかし、後から予期しない高額な負債が判明した場合など、相当の理由があれば認められる可能性もありますので、一度、弁護士に相談することをおすすめします。
事務所に関するご質問
● 当事務所について
駐車場はありますか?
当事務所に駐車場はございませんので、お車でお越しのお客様は、近隣のコインパーキングをご利用下さい。
相談可能時間は何時ですか?また、夜間の相談はできますか?
当事務所の相談対応可能時間は、午前10時から午後9時までとなっております。ご相談希望の方は、事前にご予約頂く必要がございますので、お気軽にご希望時間をお伝えください。
● 弁護士について
女性弁護士を指名することは可能ですか?
当事務所に所属しております河合弁護士へのご相談をご希望の方は、お問い合わせ時に指名して頂ければ相談対応可能です。遠慮なく、お申し付け下さい。
弁護士に依頼するメリットはなんですか?
皆様が抱えておられる問題を法律的に解決できる事は当然として、それ以上にご依頼後は、我々弁護士が確実に事件解決に向けて手続きを進めていく事から、問題を抱え続ける事により生じる精神的ストレスから解放される点が大きいでしょう。
● ご相談について
初めて相談したいのですが、 どうすればいいですか?
まずは、お問い合わせメールか、お電話でご連絡下さい。その際に、より充実した相談が可能となるよう、簡単にご相談内容を確認させて頂きます。その後、ご都合の良い日時をお伺いした上で、面談の日程を調整させて頂きます。
相談時に何か持っていくものはありますか?
相談内容に関係するかもと少しでも思う資料は全て持ってきて頂けると幸いです。また、本人確認のために免許証などの写真付き身分証明書をお持ちください。
小さい子どもが一緒でも大丈夫ですか?
はい。小さいお子様がご一緒でも、何ら気にされずに起こしください。
即日相談は可能ですか?
弁護士の日程に空きがあれば可能です。当事務所は、夜間相談も受け付けておりますので、遠慮なく即日相談を希望とお問い合わせ時にお伝えください。
紹介者がいなくても相談できますか?
全く問題ありません。遠慮なく、お気軽にお問い合わせ下さい。
相談時間は何分ですか?延長はできますか?
基本的にご相談時間としては1時間を目安としております。もっとも、事案の内容や必要と判断した場合には、しっかりとお話を伺うために十分な時間を確保させて頂きます。
相談に行ったら必ず依頼しなければいけませんか?
そんなことはありません。どの弁護士に依頼をするかは、弁護士との相性が非常に重要となります。当事務所の弁護士に相談し、話を聞いた上で、依頼をするかどうかご判断して頂いております。
弁護士に相談すべきことかよくわからないのですが
実は、相談をされる方で、弁護士に相談する内容を事前に明確に整理できている方はほとんどいません。弁護士と相談する事で、どのように問題を進めていくかがわかるという事が大半です。そのため、困った事がある・どうしたらいいかわからない方は、まずは弁護士に相談してみて下さい。
● ご予約について
予約受付は何時から何時までですか?
午前9時から午後18時までです。もっとも、そのほかのお時間でも対応可能な時間帯もございますので、まずはお電話下さい。
予約なしでも相談できますか?
申し訳ありませんが、相談室を確実に確保するために、必ず御予約のお電話をお願い致します。
予約の際には何を聞かれますか?どのくらいの時間がかかりますか?
ご相談者様のお名前と、簡単なご相談内容を確認させて頂いた上で、相談日程の調整をさせて頂きます。概ね5分から10分程度のお時間を頂いております。
予約をキャンセルする場合はどうすればいいですか?キャンセル料はかかりますか?
予約をキャンセルされる場合には、必ず御連絡をお願い致します。キャンセル料はかかりません。
● 費用について
費用はどのくらいかかりますか?
弁護士費用ページに記載しております。また、ご依頼頂く際に、必ず契約書を作成致しますので、弁護士費用は事前に明確にお示ししております。
相談料は無料ですか?
当事務所では初回相談は完全無料です。なお、法テラスによる援助を用いた相談が適当と判断した場合には、法テラスの援助により無料相談とさせて頂く場合がございます。
弁護士費用の分割払いはできますか?
依頼者の方の資力に応じた分割払いが可能です。詳細は、ご相談時にご質問下さい。
依頼にあたり見積もりをお願いすることはできますか?
可能です。当事務所では、ご依頼を頂く前に、全ての費用を明確にした契約書を必ず作成してからご依頼を頂いておりますので、弁護士費用がいくらになるかわからないという事はありません。
● その他
家族に内緒で依頼できますか?
弁護士は、法律による守秘義務を負っておりますので、ご相談頂く内容が外部はもちろん、ご家族様に漏れるという事は絶対にありません。そのため、ご家族様に内緒でご依頼頂く事も十分可能です。
依頼した内容が外部に漏れることはありませんか?
弁護士は、法律による守秘義務を負っておりますので、絶対にありません。
他の弁護士の意見を聞いてもいいのでしょうか?
もちろん可能です。当事務所では、依頼をされるにあたり、依頼者の方にとって、弁護士との相性が重要である事を十分理解しておりますので、むしろ様々な弁護士に相談をした上で決められる事を推奨しております。